ミュンヘン市民なら、半裸でサーフボードを小脇に抱え、レオポルドシュトラーセ(Leopoldstraße)を自転車で行く人を知っているでしょう。新しく越してきた人や観光客はこの光景に困惑します。その表情からは「どうしてあの人はこれからサーフィンをするような格好をしているんだろう?」と思っていることがうかがえます。地元の人にはわかりきったこと。 夏のアイスバッハシーズンの到来です!すなわち、英国庭園(Englischer Garten)の端にあるアイスバッハの上の端を鈴なりに人が歩く姿を毎日見ることになります。コンクリートの傾斜路によってできる波は(意図的でなく)1メートルにまで達します。サーファーがみんなここへ殺到するのも当然です。どうしてこんなことになったのでしょう?
ミュンヘンのシティーサーファー現象は目新しいことではありません。既に70年代から大胆なサーファーは氷のように冷たいアイスバッハの波に飛び込んでいました。最初の試みとして、川でサーフィンをしていたのはもうずいぶん昔のことです。当時、バイエルン全土では「板すべり」と言っていました。その際、流れの強い片側の岸から反対側の枝や端にロープを繋いでいました。それから、ボードに固定した2本目のロープをしっかりと持ち、流れに逆らってサーフィンをしました。
60年代では、恐らくアーサー・パウリ(Arthur Pauli)がバイエルンで最初の川サーファーでしょう。彼は「板すべり」を今日のスポーツに大きく近付けました。彼は岸に繋いだロープよりも両手を好んだのは、波にもう乗れなくなっても再び波を捕まえることができたからでした。– 言うなれば、これが川サーファー誕生の瞬間です。最初のアイスバッハの「愚か者たち」はこれを手本として、ロープを使って波を捕まえていましたが、今時のサーファーはボードの上で両手を自由にしています。
アイスバッハの波は全てを飲み込む
特に暑い日にかなりの見物人が出るのは壮観です。また、世界的にサーフシーンで有名なサーファーもこのアイスバッハの波(アイスバッハヴェレ)を知っています: 偉大なるケリー・スレーター(Kelly Slater)、ゲリー・ロペス(Gerry Lopez)、ショーン・トンプソン(Shaun Thompson)、ロス・クラーク・ジョーンズ(Ross Clarke-Jones)、マーロン・リプケ(Marlon Lipke)、その他大勢がここに来たことがあります。映画監督のビョルン・リッチー・ロブ(Bjoern Richie Lob)は「キープ・サーフィング"Keep Surfing"」というタイトルでミュンヘンの川サーファーを題材にした映画を撮りました。この映画は2010年モスクワ国際映画祭で観客賞を受賞しています。 これで特にこの波(ヴェレ)は知名度と人気を博しました。その一方で、アイスバッハヴェレは数え切れないほどの役所からの禁止令を受け論争を巻き起こしました。それでも、サーファーにとっては公式の伝説的な人気スポットです。
名人の楽しみ
そしてこれは十分に利用されます! 1年を通して、サーファーたちは、夏は短パン、冬はウェットスーツ着用でごうごうと流れる波に飛び込みます。それどころか、夜間に数人の度胸のあるサーファーをよく見かけます。何といっても、練習を積んだサーファーにだけおすすめできます。というのも、静かな「上陸区域」であるタールキルヒェとは対照的に、アイスバッハの波は危険です。波に乗った後水中へ落ちると、潜った時にほぼ水面下に留まることになります。理由は、はるか底に、複数の石柱が立っており、これで重傷を負う恐れもあります。
ボードの上にしっかりと安定して立てない人は、名人を上から眺めましょう。少なくとも、ここではサーファーをどこよりも間近に見ることができます– ぐっしょりと濡れることもなく。
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